ダコタちゃん(主人公の少女)はいつも危険にさらされますね。コール でもそうでしたし、次は宇宙戦争ですよ。どんどん過激になって行きますねぇ〜。
ダコタちゃんはとっても可愛いくて妙に惹かれますよね。安達祐実にも似ていますが、なんだか、いつも叫んでいるダコタちゃんの声や悲しみに溢れ訴える目には、ついつい、ストーリーにのめりこまされます。大人になったらジョディーフォスターの代わりにクラリスを演じて欲しいですねぇ〜。
一時は自殺まで試みた堕落したボディーガードがダコタちゃん演じるピタとの関わりから少しずつ自分を取り戻し、ピタに対する友情のような感情が生まれてくるのですが、その直後にピタが誘拐される事件が発生!この事件が発生するまでの長い事、長い事。アクションシーンを心待ちにしていたのでなお更です。しかし、、いざ、始まると・・・。ピタを殺されたと思っているボディガードさんは復讐を始めるのですが、何故かホラー&サイコ&オカルト?えっと、ハンニバル のようなセブン のようなキル・ビル のような世界でして、なんとも・・・。どんでん返しのつもりのピタの父のシーンも、それまでの、あまりの過激なシーンに「え、そうなの?」という気分になれないし。なんとも・・・。最初からキショイ映画だと分かっていれば、こんな事にはならなかったのね。ラストはあれでいいの?哀愁漂う映画になっていていいの?結局、あのピタちゃん家族に平和が訪れるのかが不安になる、映画の方向性が不透明な珍品です。
とは言え、キショイ系の映画は嫌いでは無いので、ボディガードさんのずる賢さと、躊躇なき制裁は見応えがあります。が、なんの感動もありません。
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